「初めて展示会の担当になり、ブースってどうやって作ればいいのか分からない」
「とりあえず過去の使い回しで作っているけど、一向に成果につながらない」

 このような悩みを抱える、展示会の担当者の方は少なくありません。

 展示会ブース作りの背景には、多くの担当者がブース作りを単なる「場所の確保と装飾」と捉えてしまい、商談創出という本来の目的から逆算した戦略的な設計ができていない、という共通の課題があります。

 今回の記事では、展示会ブースの作り方を「企画」から「当日運営」まで、5つのステップで徹底解説します。初心者の方がゼロからでも、成果の出るブースを作り上げるための具体的な手順と考え方が分かります。

展示会ブース作り方のまとめ

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そして展示会後のフォローコールや
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ブース設計の巧拙が、展示会の成果を9割決める理由

展示会ブース作り方の完成例

 「当日の頑張りが一番大事」と思われがちですが、実はブースの作り方の段階で、その展示会で得られる成果の大部分は決まってしまっています。
 なぜそう言えるのか、株式会社デザポケが2025年に実施した調査データと共に解説します。

9割以上が実感。「デザインで注目度は変わる」という来場者の本音

 同調査で「展示会などのイベントの際、ブースの配置やデザインによって注目度が変わると思いますか?」と尋ねたところ、実に98.2%の来場者が重要だと回答しています。
 その理由として「第一印象がすべて」、「見た目で判断される」といった声が挙がっており、来場者がいかに第一印象を重視しているかが分かります。
 数秒で通り過ぎてしまう会場で、この最初の関門を突破できなければ、どんなに良い製品も知られることすらないのです。

展示会の成果に直結するブースデザインの重要性

 さらにこの調査で注目すべきは、「どんなデザインアイテムがきっかけでブースに立ち寄りましたか?」という問いに対し、特定のポスターやパンフレットを抑え、半数以上が「全体のデザインの雰囲気」と回答している点です。
 これは、魅力的なブース作りが、来場者の行動を強力に促すことを明確に示しています。ブース作りとは、単なる装飾ではなく、ビジネス成果に直結する極めて重要な戦略なのです。

※引用データ元:https://deza-poke.com/blog/exhibitionbooth_designsurvey
※引用:株式会社デザポケ (https://deza-poke.com/)

【全体像】展示会ブース作りの5ステップ・ロードマップ

 まずはゴールまでの道のりを把握しましょう。成果の出るブース作りは、大きく分けて5つのステップで進行します。この全体像を頭に入れておくだけで、初心者でも迷子になることはありません。

【図解提案】成果を出すブース作りの5ステップ

展示会ブース作り方5steps

【STEP1&2:企画・設計】展示会の成果を決める「考え方」のコツ

展示会ブース作り方の企画会議風景

 ブース作りの最も重要な工程です。ここで決めた土台が、この後のデザインや施工、当日の運営のすべてを規定します。物理的に作り始める前に、戦略を徹底的に考え抜くフェーズです。

【展示会ブースの作り方コツ①】ゴールから逆算するKPI設定

 なぜブースを作るのか?そのゴールが曖昧だと、ブースの構成やレイアウトのあらゆる判断基準がブレてしまいます。とにかく目立つブースを目指して、結局何の成果も得られずに終わるのが典型的な失敗パターンです。
 まずは、「今回の出展で、何を達成すれば成功と言えるか?」を具体的な数値で定義することから始めてください。

【展示会ブースの作り方コツ②】たった一人に届けるコンセプト設計

 展示会場では、万人受けを狙った当たり障りのないメッセージは、誰の心にも響きません。「これは私のためのブースだ!」とターゲット顧客に思わせるような、鋭く尖ったコンセプトが必要です。
 そのためには、「理想の顧客は誰か?」というペルソナを一人だけ設定し、その人が抱える最も深い悩みに突き刺さるメッセージは何か、を考え抜くことが近道になります。

【展示会ブースの作り方コツ③】人の流れをデザインする営業動線の設計

 ブースはただの「箱」ではなく、来場者が回遊し、スタッフとコミュニケーションを取るための舞台です。そして、その舞台でいかに人の流れを設計できるかが、展示会の成果を左右します。
 例えば、入口の目立つ場所で足を止めさせ、ブース中央で製品デモに興味を持たせ、最終的にブースの奥に設けた落ち着いた商談スペースへ導く。この一連の流れを意図的に作り出し、来場者をスムーズに商談へと誘導するレイアウトを設計しましょう。
 ブースの平面図に、来場者とスタッフの動きを矢印で書き込み、最も効率的に商談が生まれる「人の流れ」をシミュレーションすることが重要です。

【STEP3&4:デザイン・施工】目を引き、伝わる「見せ方」の手順

展示会ブース作り方のデザイン確認風景

 考え抜いたコンセプトと設計を、来場者に一瞬で伝えるための「見た目」に落とし込むフェーズです。プロの知見も借りながら、戦略を具体的な形にしていきます。

【ブースの作り方デザイン編】キャッチコピーとビジュアルで自分ごと化させる

 通路を歩く来場者は、まずキャッチコピーとビジュアルでブースを無意識に認識します。ここで「おっ?」と思わせられなければ、素通りされてしまいます。
 前段で考えたコンセプトを、直接的な問いかけや、ターゲットが強く共感する課題シーンの写真などを使い、視覚的に表現しましょう。
 ブースのデザインはアートではなく、情報設計であると理解し、一番伝えたいメッセージが、一番大きく目立っているかを確認してください。

 ブースデザイン会社の選び方について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【ブースの作り方レイアウト編】開放感と回遊性で「入りやすさ」を作る

 どんなに素晴らしいコンテンツを用意していても、ブースの中に入ってもらえなければ意味がありません。物理的・心理的な「入りやすさ」を演出することが重要です。
 ブースの前面に受付カウンターや展示台を並べて壁を作ってしまうのではなく、通路からブースの奥までが見渡せるようなオープンな構成にしましょう。
 デザイン案を見るときは、常に「自分が来場者だったら、このブースに気軽に入れるだろうか?」という視点でチェックすることが大切です。

【ブースの作り方施工編】専門業者と連携し、アイデアを現実にする

 ブースの施工には、電気工事の申請や消防法への準拠、各会場独自の規定など、専門的な知識が不可欠です。自作には限界があり、安全上のリスクも伴います。コンセプトと設計図を基に、複数の施工会社に提案を依頼し、提案内容、過去の実績、担当者との相性などを比較検討してパートナーを決定しましょう。
 「餅は餅屋」と割り切り、実績豊富なプロの施工会社に相談するのが成功への近道です。ただし、その際も丸投げは禁物。自社の意図を明確に伝え、二人三脚で作り上げることが重要です。

 展示会施工の流れについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

【特別企画】プロはどう作る?セカツクのブースデザイン、担当者に直撃インタビュー

展示会ブース作り方のセカツク完成ブース

 ここからは今回の特別企画として、年間44回・累計109日以上の展示会支援に携わるセカツクの営業担当へインタビューを実施しました。ブース設計で意識していることから、成果につながるキーワードの考え方、当日の運営で重視しているポイントまで、実際の事例を交えながら聞いていきます。

インタビュー参加者プロフィール

話し手

展示会事業部|髙橋旺也

展示会事業部 係長として営業活動や案件窓口、メンバー調整、研修を担当。
来場者の動線やブース内の導線設計、デモ対応を通じた商談創出を得意とし、多数の展示会プロジェクトを支援。

自身も現場に立ち、年間44回、累計109日の展示会支援に従事。
新規案件の立ち上げから当日の運営まで幅広く携わり、商談創出を見据えた展示会ブースづくりを得意としている。

インタビュアー

マーケティング部|寺尾花帆

SEOディレクションやデザイン制作、KPI設計を軸に、セカツクのマーケティング業務全般を担当。
自社展示会出展の企画・準備やデータ管理まで実務と戦略の両面から施策を推進。

本記事のディレクションも担当し、
戦略設計からコンテンツ制作まで一貫して手がけるマーケター兼デザイナー。

【企画編】何を伝えたいのかを決める

── 本日はよろしくお願いします。まずは企画段階のことからお伺いしたいのですが、展示会の戦略を考える際に、いつも意識していることは何でしょうか?

髙橋:まず意識するのは、「何を来場者に伝えるか」を明確にすることです。展示会では数秒で興味を持ってもらえるかが決まります。そのため、まずは来場者にどんな印象を持ってほしいのか、どんな価値を伝えたいのかを整理します。
セカツクの場合、自社サービスに共通しているコアの部分である、営業支援サービスとしての特徴が一目で伝わるようにしたいと考えていました。

── たしかに展示会って、デザインから考え始めてしまうケースも多いですよね。

髙橋:そうなんです。ただ、伝えたいことが決まっていない状態でデザインを考えてしまうと、見た目は良いけれど何を伝えたいのか分からないブースになりがちです。まずは誰に何を伝えるのかを決めて、それをどう見せるかを考える順番が大事だと思います。

【設計編】成果報酬という言葉をあえて前面に出した理由

──私も参加した直近の展示会で印象的だったのが、「成果報酬」というキーワードでした。これはブースを設計する時点で意図されたものだったのでしょうか?

髙橋:あれはかなり意識して入れましたね。ブース正面の中央、一番目立つ場所に配置しています。前回出展した際も反応が良かったので、今回も絶対に入れようと思っていました。
私たちが出展したマーケティングWeekでは、主にマーケティングに課題を持つ方が多く来場されます。その中で、営業支援というサービスであることに加え、成果報酬という料金体系は差別化にもなりますし、来場者の興味を引きやすいと考えました。

──実際の反応はいかがでしたか?

髙橋:非常に手応えがありました。実際に「成果報酬が気になって来ました」という方も多かったです。展示会ではサービス名や会社名を大きく載せる企業も多いですが、それよりも来場者が反応しそうなキーワードを前面に出した方が、会話のきっかけになりやすいと感じています。
どんな人が来るのかを想定して、その人たちに刺さる言葉を設計することが大事だと思います。

【デザイン編】思っている以上に派手でちょうどいい

──では続いて、実際にデザインする際に大切にしているポイントをお伺いしたいです。

髙橋:まず前提として、コーポレートカラーを活かしたブースにしたいという考えがありました。やはり企業としての認知やブランドイメージもありますので、コーポレートカラーを軸にデザインすることは意識しています。

──かなり目を引く配色でしたよね。

髙橋:実はデザインを作っている段階では、少し派手すぎるかもと思っていました。でも実際に会場で完成したブースを見た時に、この色で正解だと感じました。
展示会場では、どの会社も目立つように装飾していますし、情報量もかなり多いです。だから自分たちが思っている以上に色が埋もれてしまう。
もちろん闇雲に派手な色を使えば良いわけではありません。ただ、コーポレートカラーをベースにしながら、「少し攻めすぎかな」と思うくらいの配色に挑戦することは、展示会では意外と重要だと思います。

展示会ブース作り方インタビュー風景

【施工編】良い施工会社は「形にする力」を持っている

──施工会社選びについてはいかがでしょうか?

髙橋:セカツクでは以前から懇意にしているパートナー企業がいるので、そちらの会社にお願いしているのですが、一般的には、複数社から提案を受けた方が良いですね。

──費用のことも考えたら必要なことですよね。ちなみに複数社で比較する際に注意すべきポイントはありますか?

髙橋:もちろん予算も重要ですが、

・自分たちの意図を理解してくれるか
・やりたいことを形にしてくれるか
・展示会運営まで見据えて提案してくれるか

こういった部分もかなり大切です。展示会ブースは単なる装飾ではなく営業活動の場なので、デザインだけではなく成果まで見据えて考えてくれるパートナーだと心強いですね。

【当日運営編】導入事例は最後のひと押しになる

──当日の運営を見据えて工夫したポイントはありますか?

髙橋:のぼりなどの什器を、小間位置や自社スタッフの特性を踏まえて配置することです。直近の展示会だと、角小間のブースだったので、のぼりを両端の角に設置しました。

──それはなぜでしょう?

髙橋:理由は2つあります。1つ目は、私たちがキャッチに自信を持っていたこと。もう1つは、中央に置くと来場者へ声をかけるための動線を邪魔してしまうからです。角に置くことで、通路を歩いている人と曲がり角から来る人、どちらの視界にも入りやすくなります。
「成果報酬」というキーワードも、遠くから認識してもらいやすかったのではないでしょうか。

──自分たちの強みや小間位置を考慮した配置が重要ということですね。他に準備して良かったものはありますか?

髙橋:一番効果的だったのはやはり導入事例です。展示会は本当にたくさんのブースがありますよね。
その場では話を聞いてくれても、後から振り返ると「どこの会社だったっけ?」となることも少なくありません。だからこそ、自分たちと似た課題を抱えた企業が成果を出しているという、具体的な導入事例は非常に重要です。
単にロゴを並べるだけではなく、「どんな課題を、どのように支援し、どれだけの成果が出たのか」まで伝えられると、来場者も自社に置き換えてイメージしやすくなります。
導入事例は、商談プロセスに向かう最後のひと押しになることも多いので、ぜひ力を入れて準備していただきたいです。

──導入事例は信頼獲得だけでなく、記憶に残してもらうためにも重要なんですね。企画から運営までのポイントがよく分かりました。本日はありがとうございました!

【おさらい】失敗しない展示会ブース作りのチェックリスト

展示会ブース作り方のチェックリスト

 これまで解説した内容を、具体的なタスクとして落とし込んだチェックリストです。プロジェクト開始から完了まで、このリストで抜け漏れなく進めましょう。

【企画〜設計のチェックリスト】

  • □ 出展目的とKPI(具体的な数値目標)は設定したか
  • □ ターゲットとなる顧客ペルソナは明確か
  • □ 顧客の課題に寄り添う出展コンセプトは言語化できているか
  • □ ブース内の営業動線(人の流れ)は設計されているか
  • □ 全体の予算と、各項目への適切な配分は計画されているか

【デザイン〜設営のチェックリスト】

  • □ コンセプトが伝わるキャッチコピーとビジュアルは決まったか
  • □ 来場者が気軽に入れるオープンなレイアウトになっているか
  • □ 複数の施工会社を比較検討し、信頼できるパートナーを選定したか
  • □ 設営当日の役割分担と、最終チェック項目はリストアップされているか
  • □ 当日参加するスタッフ全員が、このブース作りの意図を理解しているか

【STEP5:当日運営】展示会ブースは舞台、主役は人。成果を最大化した成功事例

株式会社セカツクの展示会支援サービス「メイカク」の成功事例

 完璧なブースという「舞台」が完成したら、次はその上で最高のパフォーマンスを発揮する「人」の出番です。展示会の成果をさらに最大化するためのヒントとなる、展示会支援を活用した成功事例をご紹介します。

展示会支援成功事例①:株式会社マネーフォワード様

【課題】
年間を通じ積極的に展示会へ出展していたが、出展数の増加に伴い現地で対応する社員のリソース不足が深刻化していた。過去に他社の支援サービスを利用した際は、呼び込みや名刺獲得のみに動きが偏ってしまい、専門的な知識を要する経理業務の課題ヒアリングや、質の高いリードの獲得まで至らないことが大きな課題となっていた。

【施策】
自社社員と同等の目線で顧客対応ができる、営業特化型の展示会支援として、株式会社セカツクの「メイカク」を導入。事前に製品知識やバックオフィス特有の業務内容を深くインプットした上で現場に臨む体制を整え、ブース全体の成果を最大化させるためのリアルタイムな情報連携と接客クオリティの向上を徹底した。

【成果】
専門的な内容を含む丁寧なヒアリングが実現したことで、業務課題や製品への関心度が高いホットリードの獲得数が明確に増加した。また、現場スタッフの圧倒的なバイタリティと高い自主性は自社社員の刺激にもなり、単なる代行業者を超えて「お互いを高めあえるパートナー関係」を実現。

▶︎ポイント
展示会における外部リソースの活用は、単なる「人手の補充」ではなく、自社社員と「シナジーを生み出せるか」が成否を分けます
事前準備を徹底し、現場で能動的に動きを改善できる高いモチベーションを持ったプロを起用することで、専門性の高い商材であっても接客の質を落とすことなく、確度の高い見込み客を確実に引き上げることが可能になります。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/promotion/1949/

展示会支援成功事例②:株式会社クロスビット様

【課題】
東京・大阪・名古屋・福岡と全国各地での展示会出展が急増し、深刻な社内リソース不足に直面していた。他部署から人員を補填して対応していたものの、会期後の周辺業務も含めて営業メンバーの時間とリソースが逼迫し、コア業務である既存顧客への対応や追客活動に支障が出る事態となっていた。

【施策】
リソースの補填に加え、出展業界ごとのターゲット訴求に最適化した営業特化型の展示会支援を導入。多岐にわたる出展現場の専門知識や訴求ポイントを迅速にキャッチアップし、自社社員と同等の目線で接客を行える体制を構築した。

【成果】
1回の展示会における名刺獲得数が圧倒的に増加
し、その後の商談につながる確度の高いリードの大量獲得に成功。会期終了の間際まで粘り強くアプローチを止めないプロの姿勢や「ここまでやれる」という具体的な基準が示されたことで、自社社員の刺激となり、営業チーム全体のモチベーション向上と意識変革をもたらした。

▶︎ポイント
展示会支援において真に価値があるのは、単なる人手の提供ではなく、目標に対して貪欲に動き続ける「コミット力」です。
事前準備を徹底し、自社の目標数値を我が事として追いかけてくれるプロのパッションを現場に融合させることで、獲得リード数の最大化だけでなく、自社チームの営業マインドをも強固に引き上げることが可能になります。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/promotion/1331/

 また、展示会営業の活用方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。

展示会ブースの作り方に関するよくある質問(FAQ)

展示会ブース作り方のFAQ

 最後に、展示会担当者が抱きがちな、ブースの作り方に関するよくある疑問にお答えします。

Q. 小さいブース(1〜2小間)でも、効果的な作り方はありますか?

A. あります。小さいからこそ、伝えるメッセージを徹底的に一つに絞り、コンセプトを先鋭化させることが重要です。
また、物理的なスペースが限られるため、壁面を最大限に活用して情報を集約したり、デモ画面を大きく見せるためのモニター配置を工夫したりと、空間を立体的に使うアイデアが有効です。

Q. 展示会のブースは自作できますか?

A. 小規模な備品を持ち込む程度であれば可能ですが、ブース全体の構造を自作することは推奨しません。各展示会場の厳しい安全規定や消防法をクリアする必要があり、専門知識がないと危険を伴います。
また、設営・撤去に膨大な時間がかかり、本来最も注力すべき当日の営業活動に支障をきたす可能性が高いです。

Q. ブース作りの費用を抑えるコツはありますか?

A. フルオーダーで高額になりがちな木工造作ではなく、規格化されたシステム部材を活用するのが最も効果的です。また、壁面に貼るグラフィックシートのデザインや、効果的な照明の当て方、そして何より来場者の心に刺さるキャッチコピーの言葉選びといった、費用をかけずに視覚効果や訴求力を高める工夫に注力することをおすすめします。

まとめ:ブース作りは「戦略設計」。成果は「人」で決まる

株式会社セカツクの展示会支援サービス「メイカク」

 展示会ブースの作り方は、単なる工作やデザインの話ではありません。それは、「誰の課題を、どう解決し、どうやって商談につなげるか」という、ビジネス戦略そのものを物理的な空間に落とし込む、極めて戦略性の高いプロセスなのです。

 本記事で解説した5つのステップに沿って「考え方」から整理すれば、初心者の方でも、ただ目立つだけで終わらない、成果につながるブースを作り上げることができます。

しかし、忘れてはならないのは、最高のブースという「舞台」も、それを万全に準備するリソースと、当日のブースでパフォーマンスを発揮する「人」がいなければ、本当の成果には結びつかないということです。

 株式会社セカツクの展示会運営まるごと代行サービス「展示会担当者のミギウデ」では、貴社の課題やリソースに合わせて、展示会運営におけるすべての「ノンコア業務」を強力にサポートします。
 会期前の出展計画やブースデザイン・施工から、当日のプロ人材による熟練の集客・接客、そして会期後の即時データ化やインサイドセールスによる商談獲得まで、一気通貫で支援可能です。

主な特徴は以下の通りです。

・350社・3865日超の豊富なサポート実績に基づき、各業界に精通した専任チームが成果を最大化する設計図を策定

・貴社専任のディレクターが窓口となり、複数ベンダーとの煩雑な調整や進行管理などの事務作業を一本化

・営業代行会社が主体のプロ人材を派遣し、名刺獲得からサービスデモまで対応して出展ブースを「商談を生む空間」へ変革(名刺獲得数平均150%~200%UP)

・名刺の即時データ化と72時間以内の高速追客により、温度感が高い状態での商談転換率を平均3倍に向上

・担当者様の展示会関連業務を平均60%削減し、戦略立案や重要商談といった「本来やるべきコア業務」への専念を実現

・直近の活用事例「弁護士ドットコム株式会社様」
        「Sky株式会社様」

展示会の成果に課題を感じている方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。

この記事を書いた人

株式会社セカツク 代表取締役 若井田 徹

株式会社セカツク 代表取締役 若井田 徹

2013年よりBtoBマーケティングに従事。営業代行大手のアズ株式会社にて取締役を歴任し、累計500以上のプロジェクト、350社以上の営業支援を牽引。2020年に株式会社セカツクを創業。インサイドセールス代行・展示会リード獲得の中でも、「展示会×アウトバウンド」に強みを持ち、通算1,000社以上の商談創出を支援しているBtoB営業・マーケティングの専門家。

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