展示会で新たなリードを獲得したいけど、コストはかかるし失敗したくない…そう思っている展示会担当者は多いのではないでしょうか?
実は展示会で最大限の成果を上げるには、小間位置の戦略的な選択が必要不可欠です。どの小間位置を選ぶかで、ブースへの集客力や獲得できるリードの質は劇的に変わります。
「メイン通路沿いが良いと聞くけど、費用が高い…」「穴場の小間位置って本当に効果あるの?」そんな疑問を解消するべく、こちらの記事では展示会の成功に繋がる小間位置の選び方について解説します。
小間位置ごとのメリット・デメリット比較から、失敗しない選び方のコツ、よくある質問まで、展示会の小間位置選びで失敗したくない企業担当者様は必見です!

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INDEX
なぜ展示会で「小間位置」が重要なのか?集客と成果への影響

●小間位置が展示会成功を左右する理由
会場におけるブースの小間位置は、来場者の目に触れる機会(インプレッション数)に直結します。
人通りの多い場所や視認性の高い小間位置を選べば、それだけ多くの来場者にブースの存在を知ってもらう機会が増加し、結果的に集客へと繋がります。
そして集客の多寡は、名刺獲得や商談創出などのリード獲得数に直接影響するため、小間位置選びは非常に重要です。
●小間位置とブースの種類(サイズ・形状)の関係性
選ぶ小間位置によっては、選択できるブースの種類(標準、パッケージ、スペース)や、小間数(ブースサイズ)が制限される場合があります。
例えば人気の高い角小間は、複数小間の出展が条件となることも少なくありません。
自社の予算や希望するブースタイプと、狙いたい小間位置の条件が合致するか、事前にしっかりと確認することが大切です。
●小間位置の選び方で最初に考えるべきこと:出展目的の明確化
最適な小間位置は、展示会の出展目的によって異なります。リード獲得数を最大化したいのか、ブランド認知度を高めたいのか、特定のキーパーソンとの商談を狙いたいのかなど、出展の目的を明確にして社内で共有しましょう。
目的がはっきりすることで、「多くの人に見られる場所」が良いのか、「落ち着いて話せる場所」が良いのかなど、小間位置選びの方向性が定まり、成功への道筋が見えてきます。
目的別!展示会の効果的な「小間位置」徹底比較&選び方戦略

出展目的が明確になったら、次は具体的な小間位置の検討に移ります。ここでは代表的な小間位置のメリットやデメリット、選び方のポイントについて解説します。
自社の展示会戦略に合った小間位置を見つけ、展示会の成功に繋げましょう。
●【王道】集客力抜群!メイン通路沿い・角小間のメリット・デメリット

メリット:圧倒的な人通りで高い集客効果が期待でき、ブランド認知度向上に大きく寄与します。特に角小間は2方向からの視認性があり、開放感も演出できるため、展示会で最も人気の高い小間位置の1つです。
デメリット:出展費用が高額になる傾向があり、有力な競合も多く出展するため競争が激しくなります。また人通りが多い分、騒がしさから落ち着いた商談には向かない場合もあります。
活用戦略:地の利を最大限に活かすために、来場者の目を引く華やかなブースデザインや積極的な呼び込みで、来場者との接触数を増やすことがポイントです。費用対効果を見極め、小間位置のメリットを最大限に活かす戦略が成功の鍵になります。
●【穴場?】出入口・休憩所・セミナー会場付近の特性と活用術

メリット:必ず人が通る出入口や、人が滞留しやすい休憩所・セミナー会場付近は、「偶然の出会い」や幅広い層へのリーチが期待できます。メイン通路沿いに比べて費用が比較的抑えられる場合もあるので、メインや角小間が予算的に厳しい場合にもおすすめです。
デメリット:必ずしもターゲット層とは限らない来場者や、情報収集目的ではない人も多く通る可能性があります。そのため、質の高いリード獲得のためには、偶然を必然に変えるための工夫が必要です。
活用戦略:「偶然の出会い」を活かすため、ターゲットに響く簡潔なキャッチコピーや魅力的なノベルティ配布で、来場者の足を止めてもらう方法が有効です。意外な成果も期待できるため、小間位置選びで迷った際の選択肢として検討する価値があるエリアといえます。
●【上級者向け】競合ブース周辺エリアの戦略的な「小間位置」活用法とリスク

メリット:同じ製品・サービスに関心を持つ、質の高いターゲット層が集まりやすい小間位置です。自社製品への関心も高い可能性があり、比較検討の候補に上がりやすくなります。
デメリット:競合他社と直接比較されるリスクが高く、明確な差別化ポイントがないと埋もれてしまう可能性があります。
また代表的な競合企業が持つ集客力のポテンシャルに依存する側面もあるため、競合他社の動向もリサーチしなければなりません。
活用戦略:自社の強みやユニークな価値を明確に打ち出し、「なぜ自社を選ぶべきか」を瞬時に伝えられる展示が必要です。さらにブース内でサービス説明をする担当者が、同一エリアにいる企業との違いについて答えられるように準備をしておくことで、より自社サービスのメリットが際立たせられます。
失敗リスク回避!展示会の小間位置選び 費用対効果を高める3つのチェックポイント

●チェック1:目的・KPIは明確か?小間位置選びのゴール設定
リード獲得数や商談設定数、ブランド認知度向上など、展示会出展の目的と具体的なKPIを明確に定義しましょう。
目的とKPIが定まることで、目標達成に最も貢献するであろう「小間位置」、必要なブースの規模や種類が見えてきます。
目的が曖昧なまま小間位置を選ぶと、出展後の効果測定や改善活動が難しくなります。
●チェック2:ターゲットの会場内動線を予測できているか?
自社のターゲット顧客が、展示会会場内でどのようなルートを辿り、どのエリアで足を止めやすいかを予測することが重要です。
ターゲットの属性(業種、役職など)や関心事を考慮し、彼らとの接触機会が最大化できる「小間位置」を選びましょう。
過去の自社・他社の出展データや、主催者が提供する会場マップ、セミナープログラムなどを参考に検討するのがおすすめです。
●チェック3:総コストと期待効果を見極める!費用対効果シミュレーション
狙いたい「小間位置」での出展費用が、予算内に収まるかどうかも確認が必要です。
ブースの出展料だけでなく、ブースのデザイン・施工費、人件費、搬入・搬出費、ノベルティ費用など、展示会全体にかかる総コストを算出しましょう。
その上で、設定したKPI達成によって得られる期待効果と比較し、費用対効果(ROI)をシミュレーションすることが不可欠です。
よくある質問:展示会の小間位置に関するQ&A

●Q1. 小間位置で展示会の成果は本当に変わりますか?
A1. はい、大きく変わる可能性があります。展示会において小間位置は、来場者の動線上にブースがあるか、遠くからでも視認性が高いかなど、ブースへの初期接触数に直結します。
適切な小間位置を選ぶことは、より多くの集客と質の高いリード獲得に繋がり、展示会成功の重要な要因となります。
●Q2. 初めての出展ですが、どの小間位置がおすすめですか?
A2. 一概に「ここがベスト」とは言えませんが、初めての出展で予算が許せば、2方向から見られる「角小間」は視認性が高くおすすめです。
もし費用を抑えたい場合は、メイン通路から一本入った比較的人通りのある場所や、自社のテーマと関連性の高いセミナー会場近くなども検討価値があります。
最も重要なのは、まず展示会の出展目的を明確にすることです。
●Q3. メイン通路沿いと角小間、どちらが良いですか?
A3. どちらも高い集客効果が期待できる人気の小間位置ですが、それぞれ特徴が異なります。
メイン通路沿いは絶対的な通行量の多さが魅力ですが、角小間は2方向からのアプローチが可能でブースデザインの自由度も増します。
展示したい製品の特性・ブースの形状・予算など、どのメリットをより重視するかを考慮し、慎重に選びましょう。
●Q4. 小間位置の申し込みはいつから始めるべきですか?
A4. 人気のある小間位置は、早い段階で埋まってしまうことがほとんどです。
特に大規模な展示会や人気の展示会では、開催の半年前から1年以上前に申し込みが開始されることも珍しくありません。
希望の小間位置を確保するためにも、早めに展示会の情報を収集し、計画的に準備を進めることを強くおすすめします。
選んだ小間位置を活かす!展示会成功を確実にする次のステップ

最適な小間位置を選んだだけでは、展示会の成功は保証されません。
その場所のポテンシャルを最大限に引き出すためには、ブースのデザインやスタッフの配置と動き、そして事前の集客活動が連携している必要があります。
選んだ小間位置を活かしきるための次のステップを確認しましょう。
●ブースデザイン:選んだ小間位置からの見え方を意識する
確保した小間位置から、来場者にどのようにブースが見えるかを具体的にシミュレーションし、デザインに落とし込むことが重要です。
通路からの視認性、遠くからでも目を引くキャッチコピーや照明、ブース内への入りやすさ(導線)などを考慮しましょう。
選んだ小間位置のメリット(例:角小間なら2方向からの視認性)を最大限に活かすデザインを追求することが成功の鍵です。
●スタッフ配置:小間位置と連携した効果的な役割分担
ブースの広さと形状に合わせて、呼び込み担当・製品説明担当・デモンストレーション担当など、スタッフの配置を最適化しましょう。
例えば角小間なら2方向からの呼び込みを意識する、奥まった小間位置なら積極的に通路に出て声かけをするなど、場所に応じた戦略的な動き方を計画します。
事前のトレーニングと明確な目標共有が、チーム全体のパフォーマンスを高めますが、もしリソースが不足している場合は、外部の展示会支援会社の活用も有効な手段です。
●集客施策:小間位置を明確に伝え、来場を促進
Webサイトでの告知、SNSでの発信、ターゲット顧客への招待状送付やメールマーケティングを活用して、事前に出展情報を周知することも忘れてはいけません。
その際に、ブース番号と会場マップ上での「小間位置」を、分かりやすく案内することがポイントです。
「〇〇エリアの角に出展します!」「メイン通路沿い、入口すぐ!」といった具体的な情報を発信することで、当日のスムーズな来場と目的を持ったブースへの誘導を効果的に促すことができます。
まとめ

展示会成功の鍵を握る「小間位置の選び方」。失敗しないためには、目的の明確化、ターゲット動線の予測、費用対効果のシミュレーションが必要になります。
メイン通路、角小間、出入口付近、競合近くなど、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社に最適な小間位置を選びましょう。
その後は、その場所を最大限活かすブースデザイン、スタッフ配置、事前集客施策へと繋げ、展示会全体の成功確率を高めることが重要です。
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