今回は、2021年の夏に入社された、コールセンターチーム長の平本貴史さんにお話を聞いてきました! 長年さまざまな業界で営業経験を積んできた平本さんが、どうしてセカツクにやってきたのか、今どのような思いで働いているのか、そしてこれから何をやりたいのか…かなりディープに語ってもらいました!

平本さんもかれこれ入社して1年1ヶ月くらい経ったかと思いますが、まずはそれ以前のお話で、簡単な自己紹介とこれまでの経歴をお願いします!

名前は平本貴史です。タカシと読まれることが多いですが、名前は「タカフミ」と読みます。年齢は今年で39歳になりますね。
経歴でいうと、まずは新卒で人材派遣会社に入って、そこでコールセンターの管理を1年半くらいやっていました。当時でもちょっと珍かったんですが、日払いのコールセンターで、あまり多くは話せないですが管理側からすると結構大変な環境でしたね(笑)
それから営業会社で有名な光通信グループに入って、某通信会社の電話回線を売っていたのですが、電話アポから実際に訪問してクロージングするまで全部自分でやっていて、1日で大体3件は回っていました。

全部自分で完結させるんですね!すごい…

そうですね(笑) 一応そこで全国のランキングで個人3位になったり、チーム単位ではトップになったりして、マネージャー職までいったんですが、やっぱり大変な世界で、給料は貰えても使う時間が無いという状態になってしまって…
その後は企業向けの金融会社に転職して、個人事務所から途中で法人化するまで、事業の立ち上げに携わっていました。そこでも電話営業をやっていて、しかも完全歩合だったのでかなり鍛えられましたね。なので電話営業は全部合わせて14年くらいですか。

平本さんはセカツク入社当初から営業強いなぁって思っていましたが、やっぱり相当な経験を積まれてたんですね。

でも電話営業を始めた頃、最初の3ヶ月くらいは全然アポイントが獲れなくて悩んだ時期もあったんですよ。その時の上司から「平本は暗いから獲れないんだ。どんなお客様でも笑顔で話せば獲れる」って教わったのが大きかったですね。「こっちは1日何百件と架けてるけど、向こうからしたら初めての相手で、暗い人から電話来たらどう思う?」って言われて…それで吹っ切れました。
そこからは自分なりに考えた改善方法が社内の指標になったり、電話でほぼクロージングまで持っていったりですとか、お陰で色々と良い結果が出せるようになりました。

セカツクの業務でも活かせそうなお話ですね。ありがとうございます!
では大分紆余曲折を経てセカツクにやって来たわけですが、入社までの経緯はどのような感じだったのでしょう?

それが面白い話で、当時出ていた求人で末吉君のインタビューを見て、気になって応募しました(笑)
元々電話営業を活かせる仕事というのは考えていて、それまでが歩合制で収入が安定しなかったので、最低限の福利厚生があれば、それ以外の条件はあまり気にしていなかったですね。あとはしがらみがあまり無さそうな会社というのも少し気にしていました。

そうだったんですね。それでセカツクに入社されて正社員になるまでに3ヶ月ほどあったかと思いますが、ここで社員としてやっていこうと思った決め手はありますか?
当時はまだ1ルームみたいな小さなオフィスだったし、下の階がラーメン屋さんで虫もたまに出ましたし…(笑)

懐かしいですね…正直に話すと、確かに面接で初めて事務所に来た時「やばい会社だな」とは思いました(笑)
夜の7時から面接で、行ってみたら看板も無くてドアに紙が貼ってあるだけで、入った瞬間机が置いてあって…社員の人たちはまだ皆残って電話してるし…まあ新しい会社とは聞いていたのですが衝撃でしたね。その時に「中々熱い会社じゃねえか!」って思いました(笑)

(笑)

ただその日の面接で社長と2時間近く話したんですよね。未だにこれより長く面接した人はいないって社長も言ってました(笑)
そこで腹を割って話ができて、自分がすでに持っている力を活かせるだけじゃなく、これまで多くはやってこなかった管理側の仕事も任せてもらえそうで、将来の話を聞いていたら面白そうだなって感じたんですよね。あとは入ってから現場の状況を見ていて「俺が変えていかなきゃダメだ!」という思いもありました。

平本さんも中々に熱いじゃないですか!(笑)
おかげさまで会社もここまで順調に大きくなってきて、平本さんはチーム長として多くの案件を担当しながらコールスタッフの皆さんを見られてきたかと思いますが、ここに至るまでに印象的な思い出はありますか?

色々ありますが、特に自分の中で残っているのは最初に任された案件が1ヶ月で止まってしまったことですかね。入社2ヶ月目くらいで任されて、まだ右も左も分からない状態で…アポイントはそれなりに獲れてたのですが、クライアントとのやり取りもままならず終わってしまって。
でもそれがあったので、長く続けるためには何が必要か、案件のお客様とのやり取りでどこまで踏み込めるかを考えるようになりました。

確かに平本さんが担当している案件は、長期で続いているクライアント様が多いですよね!やっぱりその時の思いをバネにしてといった感じでしょうか?

そうですね。基本はなるべく長くお力添えできたら良いなという気持ちは持っています。なので次に任された案件から、お客様のご要望にどれだけ応えられるかというのをしっかり考えるようにして…せっかくご依頼いただいたなら、できるだけ長期に渡ってお客様の売り上げに貢献する方が良いじゃないですか。
極論を言えば担当する案件を10社くらいに抑えて、そのクライアントの皆様と5年10年とお付き合いできるのが理想なんですよね。それくらい親密にやっていけたら良いなと思っています。
その思いが伝わっているのか分からないですが、お客様から案件を紹介いただくことも増えてきて、ありがたい限りです!

きっと平本さんの気持ちが伝わっての結果だと思います!
最初の案件での経験がきっかけという話でしたが、お話を聞いているともっと深いところからの思いもあるようにも感じますが、いかがでしょうか?

実は父親も営業をやっていて、人と人の繋がりが1番大事だっていうのをずっと言ってたんです。義理と人情じゃないですけど(笑)
一期一会というか、繋がりからどんどん広がっていくのを子供の頃に見ていたので、仕事上の付き合いではありますが、繋がりは大切にしたいという思いは昔から持っていました。

セカツクでの業務においてもとても大事な要素ですよね!
ちなみにセカツクで働いてきて、良かったところは他にありますか?

セカツクの良いところは、コールスタッフさん達がギスギスしていないところですよね。私も個人的な営業ノウハウはあっても、管理側の仕事はあまり経験がなくて、右も左も分からない状況からスタートしましたが、スタッフさん達の空気にかなり助けられました。
コールセンターは何かしら裏で色々あることが多くて、前に大きい場所で働いてたから分かるんですけど…休憩時間の社内が暗い会社もあるじゃないですか? セカツクはそういう空気が無いから入りやすいかなと思います。
今後人が増えてくると思いますが、なるべく今の状態が継続できたら良いですよね。

業務へのモチベーションを保った状態で和気あいあいと仕事ができたらベストですね!
ちょうど未来の話になりましたが、平本さんが今後セカツクでやってみたいことはありますか?

前々から言っていますが、やっぱり教育の分野ですね。今社内で新人研修の取り組みに力を入れているので、その先の更なる戦力化の部分はやっていきたいです。もちろんリストやトークは管理側でやることですが、それでアポイントが獲れる案件もあれば、それだけじゃ難しい案件も中にはあるじゃないですか。
未経験から始めて基礎ができるようになってきたスタッフさんが増えてきているので、切り返しや見込みの追客といった、より実践的なノウハウを伝えられる仕組みは作っていきたいなと考えています。
まだこの部分は全社的に整えられていない状況なので、せっかくアポイントが獲れるようになってきた皆さんのためにもやっていきたいです。それができるようになった方が絶対に業務も楽しくなると思うので!

そこまでできれば良いですよね!
平本さんも現状案件を沢山抱えていると思うので大変かと思いますが、これからも頼りにしています!

案件を持ちながらでも出来るようにしたいので、これからもっと考えていきます!