「リスクなく始められる成果報酬型の営業代行は本当にお得なのか?」、「成果報酬の料金や相場はどれくらいが適正なの?」——
 営業代行の導入を検討する際、特に魅力的に映る「成果報酬」ですが、その実態は複雑で、契約や料金体系を正しく理解しないと、思わぬ失敗やトラブルに繋がることも少なくありません。

 この記事では、BtoB営業支援のプロの視点から、「営業代行の成果報酬相場」を徹底解剖します。
 具体的な費用の目安から、メリット・デメリット、固定報酬型との比較、そして失敗しないための契約前チェックリストまで、網羅的に解説します。
 この記事を読めば、貴社にとって最適な営業代行パートナーを見極める知識が身につくはずです。

成果報酬型営業支援

BtoB営業における キーマンとツナガル!

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【相場チェックの前に①】なぜ今「成果報酬型営業代行」が注目されるのか?

営業代行 成果報酬 相場の最新データをチェックしている男女

 近年、営業代行市場において成果報酬型のサービスが注目されていますが、その背景にはどのような企業の課題があるのでしょうか。
 客観的なデータから、営業代行活用の現状とその意義を紐解きます。

中小企業の最大の経営課題「新規顧客・販路開拓」

 大阪商工会議所が2025年に実施した調査によると、中小企業が重点的に取り組みたい経営課題として「新規顧客開拓・販路開拓」(57.1%)が最多となっています。
 これは、多くの企業にとって新たな売上の柱を立てることが、事業継続における最重要事項であることを示しています。
 営業代行、特に新規開拓を強みとするサービスへのニーズが、経営課題の根幹から生まれているということです。

「人手不足」の中で求められる、効率的な営業リソース

 同調査では、「新規顧客開拓」に次ぐ課題として「人手不足への対応」(45.0%)が挙げられています。
 「新しいお客様を見つけたい、しかし、そのために動ける営業担当が足りない」——これが、多くの中小企業が直面しているジレンマです。
 自社で営業リソースを確保するのが難しい中、外部の専門リソースを活用して効率的に新規開拓を進めたいというニーズが、営業代行への関心を高めています。

データ引用元:大阪商工会議所

投資リスクを抑えたい企業の現実的な選択肢

 売上や利益の増加が見通しにくい状況では、多くの企業がコストに対して慎重になってしまいます。
 固定費をかけずに、「アポイント1件」「受注1件」といった明確な成果に対してのみ費用が発生する「成果報酬型」の営業代行は、投資リスクを最小限に抑えながら新規開拓という最重要課題に取り組める、極めて現実的な選択肢として注目されている。

【相場チェックの前に②】成果報酬型営業代行の仕組み|メリット・デメリットを徹底解説

営業代行 成果報酬 相場で悩んでいる女性

 成果報酬型の営業代行は魅力的な選択肢ですが、その仕組みを正しく理解することが重要です。
 ここでは、導入前に知っておくべきメリットと、見落としがちなデメリットを詳しく解説します。

成果報酬型営業代行のメリット:コストリスクの低減と明確な成果指標

 最大のメリットは、成果が出なければ原則として料金が発生しないため、初期投資のリスクを抑えられる点です。
 また、「アポイント獲得数」など成果指標が明確なため、費用対効果を把握しやすいという利点もあります。

成果報酬型営業代行のデメリット①:質の低い成果と営業部門の疲弊

 アポイントの「数」だけを追い求める営業代行会社の場合、確度の低いアポイントが量産され、かえって自社の営業担当者が疲弊してしまうリスクが考えられます。
 これが成果報酬型営業代行が失敗に終わる典型的なパターンです。

成果報酬型営業代行のデメリット②:料金の割高化と予期せぬトラブル

 1件あたりの単価は固定報酬型より高額になる傾向があり、想定以上の成果が出た場合に予算をオーバーする可能性があります。
 また、「成果」の定義が曖昧な契約を結ぶと、「アポの質」を巡る成果報酬型営業代行のトラブルに発展することにも注意してください。

営業代行サービスの選び方についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【料金一覧】営業代行の成果報酬相場はいくら?

営業代行 成果報酬 相場の料金イメージ

 営業代行の成果報酬の相場は、成果の定義によって大きく異なります。ここでは、代表的な3つの成果定義ごとに、具体的な費用の目安をご紹介します。
 BtoB向け営業代行の成果報酬相場を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

アポイント獲得の相場:1件あたり1.5万円~5万円

 最も一般的な成果報酬です。ターゲットの難易度やアポイントの定義(担当者か決裁者かなど)によって料金が変動します。一般的に、BtoBや高単価商材の決裁者アポイントは高額になる傾向があります。

商談・受注の相場:売上の10%~50%

 実際の商談や受注(売上)に対して報酬が発生するモデルです。リスクが低く見えますが、単価が高額なため、売上が大きくなると費用が高騰することも少なくありません。
 また、自社の営業活動と代行会社の貢献度を明確に切り分ける必要があり、契約条件が複雑になりがちです。

その他:資料請求・問い合わせ獲得の相場

 比較的安価な成果報酬として、Webサイトからの資料請求や問い合わせ獲得を成果とするケースもあります。
 相場は1件あたり5,000円~2万円程度ですが、その後の商談化は自社の努力次第となります。

【相場以外も】完全成果報酬型 vs 固定報酬型|どっちの営業代行会社を選ぶべきか徹底比較

営業代行 成果報酬 相場の比較をしている男女

 営業代行の料金体系は、成果報酬型だけではありません。自社にとって最適なプランを選ぶために、固定報酬型やハイブリッド型との違いを比較し、それぞれのメリット・デメリットを理解しましょう。

●完全成果報酬型営業代行の特徴とおすすめの企業

特徴:成果に応じて費用が発生。リスクが低い。
メリット:無駄なコストがかからない。
デメリット:成果の質が担保されにくい。高額になる可能性。
おすすめの企業:試験的に営業代行を試したい企業、成果指標が明確な商材を扱う企業。

固定報酬型営業代行の特徴とおすすめの企業

特徴:毎月一定の料金が発生。
メリット:予算管理がしやすい。営業プロセスの改善など、成果以外の活動も依頼できる。
デメリット:成果が出なくても費用がかかる。
おすすめの企業:長期的な視点で営業体制を構築したい企業、成果の定義が難しい商材を扱う企業。

第3の選択肢「ハイブリッド型営業代行」とは?

特徴:「月額固定費+成果報酬」を組み合わせた料金体系。
メリット:両方の良いとこ取りが可能。代行会社のモチベーションを維持しつつ、予算の安定化も可能。
デメリット:料金体系が複雑になりやすい。
おすすめの企業:成果の質と量の両方を追求したい企業、パートナーとして長期的な関係を築きたい企業。

【比較表】完全成果報酬型 vs 固定報酬型 vs ハイブリッド型

比較項目 完全成果報酬型 固定報酬型 ハイブリッド型
料金の仕組み ・成果に応じて費用が発生 ・毎月一定の費用が発生 ・「月額固定費」+「成果報酬」
主なメリット ・無駄なコストがかからない
・初期リスクが極めて低い
・予算管理がしやすい
・プロセス全体の改善を依頼可能
・長期的な関係を築きやすい
・両方のメリットを享受できる
・モチベーションを維持しやすい
・質と量の両方を追求しやすい
主なデメリット ・単価が割高になる傾向
・成果の「質」が担保されにくい
・予期せぬ高額請求のリスク
・成果無しでも費用が発生する
・成果の定義が曖昧だと、
貢献度が分かりにくい
・料金体系がやや複雑になる
・固定費+変動費で、
予算管理がしにくい場合も
こんな企業に
おすすめ
・試験的に営業代行を試したい
・成果指標が明確な商材
・とにかくアポイントの
「数」を増やしたい
・長期的な視点で、
営業体制を構築したい
・成果の定義が難しい、
高単価・複雑な商材
・戦略コンサルも依頼したい
・成果の「質」と「量」の、
両方を追い求めたい
・パートナーとして共に成長したい
・継続的な改善を目指したい

【相場を把握した後に】よくある失敗・トラブル事例から学ぶ、成果報酬型営業代行の注意点

営業代行 成果報酬 相場の落とし穴イメージイラスト

 成果報酬型の営業代行で失敗しないためには、過去のトラブル事例から学ぶことが最も効果的です。
 ここでは契約前に必ず確認しておきたい3つの典型的な落とし穴を解説します。

営業代行失敗ケース①:「アポの質」を巡る認識の齟齬

 「アポイントは取れたが、全く商談にならない」——これは最も多いトラブルとして挙げられます。
 「担当者と話せること」を成果とするか、「決裁者が同席し、具体的な予算の話ができること」を成果とするか、契約前に「成果の定義」を細かく摺り合わせることが不可欠です。

営業代行失敗ケース②:「安い」と思って契約したら、高額請求に

 「営業代行 成果報酬 安い」という言葉に惹かれて契約したものの、想定外のアポイントが大量に発生し、予算を大幅に超える請求が来たケースにも注意しましょう。
 契約時には、月間のアポイント数の上限を設定するなどのリスクヘッジが必要。安いからという理由だけで選ばずに、詳細をしっかりと聞いた上で検討することをおすすめします。

営業代行失敗ケース③:丸投げ状態でノウハウが蓄積されない

 成果報酬型は成果が出れば費用を払うだけなので、つい営業代行会社に業務を丸投げにしがちです。
 しかし、週次レポートの提出や定例ミーティングを義務付け、「なぜ成果が出たのか(出なかったのか)」を共有してもらわなければ、自社に営業ノウハウが全く蓄積されないというデメリットが発生してしまいます。


 成果報酬型営業代行で気をつけておくべき点については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

【契約前に必須】失敗しない成果報酬型営業代行の選び方チェックリスト

営業代行 成果報酬 相場のチェックリストを提示する男性

 後悔しないパートナー選びのために、営業代行会社との契約前に確認すべき項目をチェックリストにまとめました。このリストを使って、複数の会社を比較検討しましょう。

成果・レポートに関するチェック項目

  • □ 【成果定義】 「成果」の定義は具体的かつ明確か?(アポの質の定義など)
  • □ 【レポート体制】 活動報告の頻度と内容は十分か?(日次/週次、コール数、担当者備考など)
  • □ 【KPI共有】 自社と代行会社の間で、共通のKPI(目標)を設定できているか?

契約・費用に関するチェック項目

  • □ 【料金体系】 成果報酬以外の費用(初期費用、月額固定費など)はないか?
  • □ 【請求条件】 成果発生から請求までのフローは明確か?(キャンセル時の扱いなど)
  • □ 【契約期間と解約条件】 最低契約期間や、解約時のルールは自社に不利でないか?

 成果報酬型の営業代行サービスについて、会社ごとの情報を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

【相場×費用対効果の最大化】成功事例で見る!成果報酬型営業代行の賢い活用法

営業代行 成果報酬 相場の成功事例

 ここでは、実際に成果報酬型の要素を取り入れた営業代行を活用し、BtoBビジネスを成功させた企業の事例をご紹介します。

営業代行成功事例①|パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社様

課題:
自社サービスのマーケティングにおいて、商談数が圧倒的に不足しており、内製のインサイドセールス部隊だけでは数を補いきれない状況だった。

施策:
週次レポートや定例会を通じて、課題点(NG理由など)と改善点を密に共有。クライアントから提供された切り返し集を基にトーク内容を随時ブラッシュアップするなど、二人三脚での改善サイクルを実施。

成果:
継続的な改善活動の結果、目標とするアポイント数を安定的に供給できる体制を構築。さらに、活動を通じて得られたフィードバックで、サービス解像度の向上にも貢献。

ポイント:
成果が出ない時でも原因分析と改善提案を共に行い、単なる「代行会社」ではなく「パートナー」として伴走する姿勢が、長期的な成果に繋がりました。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/sales/766/

営業代行成功事例②|株式会社サカワ様

課題:
自社製品の拡販を目指すも、社内リソース不足によりインバウンド対応が中心だった。アウトバウンドの必要性を理解はしているものの、過去に飛び込み営業で門前払いされた経験から、効率の悪さを懸念。

施策:
自治体や文教商材へのアプローチ実績を活かして、成果報酬を含む料金プランでアポイント獲得を代行。
「製品を実際に見てもらわないと魅力が伝わりにくい」という課題に対し、デモンストレーションの機会を創出することをゴールに設定。

成果:
アウトバウンドによるアポイントがシンプルに増加し、製品の魅力を直接伝える機会を創出することに成功。
アポイントに至らない場合でも、ヒアリング結果が顧客データのアップデートに繋がり、アポイント以上の付加価値を生み出した。

ワンポイント:
リスクの低い成果報酬型という料金体系が、新しい試みに挑戦する企業(特に代替わり後の変革期にある老舗企業)の意思決定を後押ししました。
費用対効果が明確な契約形態が、営業代行導入のハードルを下げ、成果創出に繋がった好例です。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/sales/956/

営業代行の成果報酬に関するよくある質問(FAQ)

営業代行 成果報酬 相場のFAQ

 最後に、「営業代行の成果報酬 相場」や契約に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 成果報酬型と固定報酬型、結局どちらが良いですか?

A1. 一概にどちらが良いとは明言できませんが、短期的にアポイント数を確保したいなら成果報酬型がマッチしています。
また、長期的に営業プロセス全体を改善したいなら固定報酬型、両方を追求したいならハイブリッド型がおすすめです。自社の目的とフェーズに合わせて選びましょう。

Q2. 成果のカウント方法で揉めることはありませんか?

A2. 契約時の「成果の定義」が曖昧だとトラブルの原因になる可能性があります。「日程調整が完了した時点」、「WEB商談を実施した時点」など、具体的なアクションを基準に定義を明確にしておくことが重要です。
加えて不要なトラブルを避けるため、アポイントがキャンセルになった時の対応についても事前に取り決めておきましょう。

Q3. 成果報酬型の営業代行サービスには、最低契約期間はありますか?

A3. 会社によりますが、成果報酬型でも3ヶ月程度の最低契約期間を設けている場合が多いです。
これは、初期の準備やテストマーケティングに時間が必要なためですが、単月から利用できる会社も一定数は存在します。
柔軟に対応しているケースもあるので、事前の打ち合わせで直接質問することをおすすめします。

まとめ|成果報酬の相場を把握して、本当に成果の出る営業代行会社を選ぼう

営業代行 成果報酬 相場の営業代行サービスのWEBページ

 この記事では、営業代行の成果報酬の相場から、失敗しないための選び方までを詳しく解説しました。
 成果報酬型は魅力的な選択肢ですが、そのメリット・デメリットを正しく理解し、自社の目的に合ったパートナーを見極めることが何よりも重要です。

 株式会社セカツクの「キーマンリーチ」では、成果報酬型と固定費型のメリットを組み合わせたハイブリッド型の料金体系を採用しており、迅速かつ柔軟な対応力を評価いただいております。

また、
・500以上の支援経験により培ったインサイドセールスメソッド
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外注先をどこにしようか迷っている方は、ぜひ一度セカツクのキーマンリーチを検討してみてください。
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主な導入事例:「パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社様
       「Sharely株式会社様」