「展示会に出展しても、大量の名刺が集まるだけで商談に繋がらない」「準備から当日の運営、事後のフォローまで、社内のリソースだけで回しきれない」——多くのBtoB企業が、このような共通の課題を抱えています。

 展示会は、質の高い見込み顧客と直接出会える絶好の機会ですが、その成果を最大化するには戦略的な運営計画と実行力が不可欠です。
 そして、その解決策として今注目されているのが、「展示会運営代行サービス」の活用です。

 この記事では、単なる運営サポートに留まらず、商談化や受注といった最終的な成果にコミットする「成果重視型」の展示会運営代行会社に焦点を当て、おすすめの3社を徹底比較します。
 この記事を読めば、貴社のビジネスを成功に導くための最適なパートナーを見つけることができるはずです。

展示会営業代行

展示会を新規開拓の好機にする!
展示会での名刺獲得からデータ化
そして展示会後のフォローコールや
商談化までをワンストップで対応します。

なぜ今、展示会運営代行の活用が重要なのか?

展示会運営代行企業との伴走イメージイラスト

 展示会はBtoB企業にとって依然強力なリード獲得チャネルですが、これまでの“展示会出展=名刺獲得”という成果モデルは限界に来ています。
 なぜ展示会営業代行のような専門家の支援が不可欠になっているのか、その背景と意義を解説します。

展示会名刺獲得から商談・受注につなげられていない現実

 株式会社IDEATECHが2025年6月に発表した調査によると、3割近くの企業がリード獲得のために展示会を活用しているものの、「理想的なリード獲得ができていない」と感じている経営者が4割以上もいることが明らかになりました。
 これは単に展示会で名刺を集めるだけでは成功といえず、出展効果を最大化させるためには、商談化・受注を見据えた運営戦略が求められていることを示しています。
 展示会運営代行会社を選ぶ際にも、単発の数値成果だけでなく、商談・受注という成果の質を見据える必要があるのです。

データ引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000393.000045863.html

内製では対応しきれない展示会運営負担とスキルギャップ

 調査データには明確に表れていないものの、私たちが展示会運営を支援する中で、多くの企業が人的リソースの不足や、展示会運営のための企画設計・トーク設計・フォロー設計といった制度面で悩まれている姿を頻繁にお見かけします。
 展示会運営は単なる現場対応ではなく、営業的な視点で最初から戦略を設計する必要がありますが、これを内製だけで完結するのは非常に負荷が高いのが現実です。

展示会運営代行の役割が変化している

 これまでの展示会運営代行は主に設営や受付代行といった“オペレーション寄り”の支援が中心でした。
 しかし今日では、企画段階から集客動線を設計し、当日の接客・ヒアリングを行い、その後の商談につなげる一連の営業プロセスを支援する重要なパートナーになりつつあります。

展示会運営代行会社とは?役割と選び方

展示会運営代行の役割イメージ

 「展示会運営代行」と一言でいっても、そのサービス内容は会社によって大きく異なります。
 ここでは、自社の目的に合ったパートナーを見極めるために、代行会社の種類と選ぶ際のチェックポイントを解説します。

展示会運営代行の従来型と成果重視型の違い

・従来型の展示会支援:
主にブースの設営や備品手配、当日の受付スタッフの派遣など、運営の「サポート」が中心

・成果重視型の展示会支援:
集客設計や商談設計、そして会期後のフォローコールまで、売上に直結する「営業プロセス」全体を支援

成果につながる展示会運営代行会社を選ぶ際の4つのチェックポイント

 おすすめの成果重視型の展示会代行会社を選ぶ際は、以下の4つのポイントを必ず確認しましょう。

1. 商談・受注につながるか:
現場でのヒアリング力や、その場でアポイントを獲得する営業力があるか。

2. 集客施策まで対応できるか:
ブースに人を集めるための戦略的な呼び込みや声かけのノウハウを持っているか。

3. 会期後フォローがあるか:
獲得した名刺を“宝の持ち腐れ”にしない、戦略的なフォロー体制があるか。

4. 費用対効果の透明性:
料金体系が明確で、どのような成果が期待できるかを具体的に提示してくれるか。

展示会支援会社を活用した運営ノウハウについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

展示会運営代行会社おすすめ3選|成果重視型で徹底比較

展示会運営代行会社選定イメージ

 上記のチェックポイントを踏まえ、BtoB企業に特におすすめしたい「成果重視型」の展示会運営代行会社を3社厳選しました。
 それぞれの強みと特徴を比較し、自社に最適なパートナーを見つける参考にしてください。

会社名 株式会社セカツク 株式会社NewsBase 株式会社BIGBEAT
得意領域 ◎ 商談化・営業実行力 〇 PR・企画力 〇 ブランディング
強み BtoB営業のプロによる、
現場での商談獲得支援と、
成果報酬型のフォローコール
PRやメディアと連動した企画・集客 大規模イベントの
戦略設計・クリエイティブ
料金目安 中規模 中~大規模 大規模
こんな
企業に
売上・商談数に
直結させたい企業
話題性・認知度を
上げたい企業
ブランドイメージを
構築したい大企業

【展示会運営代行会社①】株式会社セカツク【商談・受注に直結する実行力】

 BtoBの営業代行で培ったノウハウを活かし、展示会の現場で「商談」を生み出すことに特化した支援が最大の強みです。
 経験豊富な営業のプロが、質の高いヒアリングからその場での一次スクリーニングやデモンストレーションまで行い、確度の高い来場者をトスアップ。
 さらに会期後の成果報酬型フォローコールにより、獲得したリードを確実に展示会から商談化へと繋げます。
 商談数・売上といった具体的な成果を重視する企業におすすめです。

詳細:https://sekatsuku.jp/

【展示会運営代行会社②】株式会社NewsBase【PR・メディア連動型の集客力】

 PR会社の視点を活かし、メディアと連動した展示会企画を得意とする会社です。ブースへの集客だけでなく、イベント全体の話題性を高めることで、企業の認知度向上に貢献。
 クリエイティブな企画やプレスリリース配信など、広報戦略と組み合わせた展示会を実現したい企業に向いています。

詳細:https://www.newsbase.co.jp/

【展示会運営代行会社③】株式会社BIGBEAT【大規模展示会のブランディング戦略】

 企業のマーケティング戦略全体を俯瞰し、展示会をブランディングの場として最大活用する企画・プロデュースに定評があります。
 特に大規模な展示会や、グローバル展開を見据えた出展など、大きなスケールでの支援実績が豊富です。

詳細:https://www.bigbeat.co.jp/

 より多くの展示会代行会社を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【タイプ別】あなたの会社はどの展示会運営代行を選ぶべきか?

展示会運営代行会社の特徴比較イラスト

 3社の特徴を踏まえ、貴社の目的別に最適な展示会運営代行会社を整理しました。自社のフェーズや目標と照らし合わせて、パートナー選びの参考にしてください。

【売上・商談化を最優先したいなら】→ 株式会社セカツク
とにかく展示会をきっかけに具体的な商談数を増やし、出展効果を最大化させたい企業に最適です。現場での営業力と、成果にコミットするフォロー体制が強みです。

【PR・話題性を重視したいなら】→ 株式会社NewsBase
新製品の発表など、メディア露出を増やして業界内での認知度を一気に高めたい場合に力を発揮します。

【ブランド構築・大規模出展なら】→ 株式会社BIGBEAT
企業のブランドイメージを確立・向上させたい、あるいは大規模なブースで業界での存在感を示したい大企業におすすめです。

そもそも展示会運営に必要な業務とは?|膨大なタスクと“成果”の両立の難しさ

展示会運営代行会社のタスクイメージ

 展示会運営代行を選ぶ際、どの業務を任せるかを決める前に、まずは展示会出展に必要な業務の全体像を把握しておくことが重要です。
 実は、華やかな当日の裏側には、多岐にわたる膨大なタスクが存在します。

【出展準備フェーズ】戦略の骨子を作る重要タスク

1.企画・戦略立案:
KGI/KPI設定、ターゲット顧客の定義、コンセプト設計

2.出展手続き:
事務局への申し込み、各種書類の提出

3.ブース設計・施工:
デザイン会社の選定、装飾・レイアウトの決定、施工管理

4.クリエイティブ制作:
パンフレット、チラシ、ノベルティ、LPのデザイン・制作

5.事前集客:
招待状の送付、Web広告の出稿、プレスリリース配信

【当日運営フェーズ】現場の実行力が問われるタスク

1.ブース運営:
呼び込み・声かけ、製品デモ、一次ヒアリング

2.商談化への連携:
リード情報の記録、来場者のスクリーニングと見込み顧客のトスアップ

3.スタッフ管理:
シフト作成、朝礼・終礼の実施、モチベーション管理

【事後フォローフェーズ】投資を回収する最重要タスク

1.リード管理:
獲得名刺のデータ化、リードのランク分け

2.ナーチャリング:
お礼メールの送付、インサイドセールスによる架電

3.成果測定:
ROI分析、アンケート分析、次回への改善点洗い出し

見落としがちな“準備で燃え尽き”問題と代行会社選びの新基準

 このように、展示会を成功させるためには、マーケティング、クリエイティブ、営業、事務といった多様なスキルと膨大な工数が必要になります。
 多くの企業が準備段階で手一杯になり、最も重要な「当日の商談獲得」や「事後のフォロー」といった成果に直結する活動がおざなりになってしまうケースも少なくありません。

 だからこそ、これからの展示会 運営代行会社を選ぶ際は、「どこまで担当してくれるのか?」という対応領域の広さも重要な基準となります。
 自社のリソースや課題に合わせて、部分的なサポートだけでなく、これら広範な業務を網羅的に支援してくれるパートナーを選ぶことが、成果を最大化する鍵です。

展示会運営代行の費用相場と期待できる成果

展示会運営代行で売上アップのイメージ

 展示会運営代行サービスを検討する上で、費用感も忘れてはいけない判断基準です。
 ここでは、一般的な費用相場と、成果を最大化するための考え方について解説します。

小規模〜中規模展示会の運営代行費用目安

 展示会の規模や依頼する業務範囲によって費用は大きく変動しますが、一つの目安として以下を参考にしてください。

当日運営サポート(数名)+企画支援:50万円~150万円
企画・ブースデザイン+当日運営一式:150万円~400万円
上記+会期後のフォローコールなど:上記に加えて成果報酬や月額費用が発生

費用対効果(ROI)の考え方

 重要なのは、費用を単なるコストとして捉えるのではなく、「投資」と考えることです。
 「支払った費用に対して、どれだけの商談や受注(売上)が生まれたか」というROI(投資対効果)の視点で評価しましょう。
 目先の安さだけでなく、最終的なリターンを最大化してくれるパートナーを選ぶこともチェックポイントの1つです。

 またROIの詳細な算出方法について知りたいのであれば、こちらの記事でも詳しく解説しています。

オリジナル展示会運営チェックリスト【テンプレート】

展示会運営代行チェックイメージ

 展示会運営を成功させるためには、代行会社に丸投げするのではなく、自社で押さえるべきポイントがあります。
 今章では出展前〜当日〜事後フォローまで、抜け漏れなく実施すべき項目をチェックリストとしてまとめました。このリストを代行会社に共有すれば、さらなる成果が見込めます。

【出展前】

  • □ 目標(KPI)の設定と共有
  • □ ターゲット顧客の明確化
  • □ トークスクリプトの作成
  • □ スタッフの役割分担

【展示会当日】

  • □ 朝礼でのKPI再確認
  • □ リード情報の即時共有
  • □ ピーク時の人員配置
  • □ 終礼での振り返り

【獲得リードのフォロー】

  • □ 72時間以内のお礼メール
  • □ リードのランク分け
  • □ Aランクへの即時架電
  • □ 成果測定(ROI分析)

成功事例で見るBtoB展示会運営代行の活用法

展示会運営代行の成功事例

 ここでは、実際に展示会運営代行を活用して成果を上げたBtoB展示会の成功事例をご紹介します。

展示会運営代行の活用事例①|株式会社マネーフォワード様

課題:展示会への出展回数増加に伴い人的リソースが不足。以前に活用していた外部支援では、呼び込みに偏ってしまい、質の高いヒアリングまで至らないという課題を抱えていた。

施策:事前の複数回にわたるオリエンテーションでサービス理解を深め、当日はセカツクスタッフが名刺獲得だけでなく、専門的な内容を含む一次ヒアリングまでを担う連携フローを構築・徹底。

成果:業務課題や製品への関心度が高い、よりホットなリードが増加。社員は深い製品説明に専念できる体制が整い、セカツクスタッフの自主的に学ぶ姿勢が社員の刺激となり、チーム全体のスキルアップにも繋がるという相乗効果が生まれた。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/promotion/1949/

展示会運営代行の活用事例②|トロン株式会社様

課題:少人数の組織体制のため、展示会のようなマンパワーが必要な場面での人手不足が深刻化。特に、リードの質を見極めながら数を確保することが大きな課題に。

施策:ブースへの呼び込みだけでなく、来場者の見込み度合いを判断し、確度の高い顧客のみをデモに誘導するというハイレベルなスクリーニングの運営フローを実施。

成果:リードの獲得数が純増したことに加え、質の高いリードを効果的に接客できる体制が整い、“量と質”の両方を担保することに成功。スタッフが「自分ごと」として成果にコミットする姿勢も高く評価。

詳細:https://sekatsuku.jp/casestudy/promotion/2950/

展示会運営代行に関するよくある質問(FAQ)

展示会運営代行FAQ

 最後に、展示会運営代行の利用を検討する際によくある質問にお答えします。

Q1. 予算に合わせた展示会運営代行への依頼は可能ですか?

A1. 可能です。会社によっては、当日の集客サポートだけ、あるいは事後フォローだけといった部分的な依頼に対応している場合があります。まずは自社の課題と予算を伝えて相談してみましょう。

Q2. 小規模な展示会でも運営代行サービスは活用可能ですか?

A2. 多くの会社が対応可能です。特に実行力重視の会社は、規模の大小に関わらず、設定されたKPI達成に向けて柔軟に対応してくれるはずです。

Q3. 成果を測定するには何を基準にすべきですか?

A3. 名刺獲得数(量)だけでなく、有効リード数、アポイント獲得数、そして最終的な商談化数・受注額(質)を基準にしましょう。
ROI(投資対効果)を算出し、総合的に判断するのがポイントです。

Q4. 展示会運営代行会社と社内担当の役割分担はどうすればいいですか?

A4. 最も効果的なのは、代行会社に呼び込みや一次ヒアリングなどの「フロント業務」を任せ、自社社員は確度の高いお客様との「商談や詳細説明」に集中する体制です。

まとめ|成果重視の展示会運営代行で商談を最大化

セカツク展示会運営代行「メイカク」のサービスページ

 展示会の成功は、もはや「どれだけ多くの名刺を集めたか」では測れません。獲得したリードをいかにして商談、そして受注へと繋げられるか、その営業プロセス全体を設計し、実行することが求められています。

 そのためには、自社の目的を明確にし、その目的に最適なパートナー(展示会運営代行会社)を選ぶことが何よりも重要です。

 株式会社セカツクの展示会営業代行サービス「メイカク」では、貴社の課題やリソースに合わせて、展示会運営の実行を強力にサポートします。
 計画段階のご相談から当日の運営代行、成果を最大化するフォローコールまで、一貫してお任せください。展示会運営のパートナーとして、貴社のビジネス成長に貢献します。

主な特徴は以下になります。

・BtoB営業の経験豊富な営業マンによる、
 獲得名刺枚数の最大化(150%~200%UP)

・事前にサービスのインプットを実施し、
 来場者への具体的なヒアリングにも対応

・テレマーケティング事業で培ったノウハウを基に、
 成果報酬型のフォローコールで早期商談化
 (リスト母数に対して10%~15%)

・展示会出展の戦略からブースデザイン
 当日の運用代行についてもご支援可能

・ご要望に応じて名刺情報のデータ化も可能

・直近の活用事例「弁護士ドットコム株式会社様
        「株式会社メディア・バックオフィス様

 ちなみにセカツクでは、本記事でご紹介した「現場での営業実行力」や「商談化に繋げるフォロー」といった強みに加え、近年高まるニーズにお応えすべく、展示会出展に関わる煩雑な業務をワンストップで代行・最適化する総合的な展示会支援サービスの立ち上げも進めております。

 貴社の課題やリソースに合わせて、展示会運営の実行を強力にサポートします。展示会の成果に課題を感じている方、自社だけでは回しきれないと感じている方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。